ISO9001構築のテクニック

6.2 品質目標(その1 結果系と原因系)

 品質目標の設定に関しては、どこの企業さんでも悩まれています。
 目標を大きく分けると、結果系と原因系(要因系)に分かれます。結果系というのは、たとえば、営業部門でいえば、売上高5パーセントアップという結果目標です。原因系というのは、売上アップの手段となる、たとえば新規先への訪問月間○○件、新規見込先月間△先増加などの目標です。
 いずれが適しているかは、企業さんの事情によりますし、時期にもよるかと思います。大事なのは、目標達成に向け、トップ以下全員が、その方向を向いて頑張れるような内容かということです。
 当初は、結果系中心に計画し、その後、原因系にされるのも良いし、逆もあるかと思います。